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京浜東北線浦和駅高架化工事Part1

 JR東日本浦和駅では2008年5月18日に、列車の大幅な運休を伴った大規模な高架化工事が行われた。
Part1では工事前日の様子を中心に扱っている。

工事の概要

 京浜東北線北行きホーム(2番線)を高架化し、方向別ホームとなっていた京浜東北線ホームを統合する。
工事は2008年5月18日始発〜15時頃の間で行われ、京浜東北線は工事期間中、南浦和と北浦和の両駅で
折り返し運転となり、両駅間ではバスによる代行輸送を行った。尚、15日8時30分頃までは並行する東北本線の
上り列車が通常は走行しない東北貨物線(湘南新宿ライン)の線路を大宮〜川口付近で使用し、さいたま新都心
と浦和の両駅は通過 扱いと なった。下り列車については平常通り運行された。

工事によって変わる部分

 工事によって変わる部分を、画像を用いて紹介する。

浦和駅周辺

京浜東北線南行車内から浦和駅大宮方を展望する。画面向かって左から京浜東北線南行、京浜東北線北行(高架化)、
京浜東北線北行(地平)、宇都宮・高崎線上り線の線路が並ぶ。5月18日15:00から、京浜東北線北行は左から3番目の
地平線に代わり、高架化された新2番線ホームを使用する。

京浜東北線南行車内から浦和駅上野方を展望する。
上の画像と同様の配置で、左から2番目の線路が高架化される新2番線へと続く道となる。

浦和駅構内

 ある意味名物?でもあったこの片割れ駅名票。右側の「みなみうらわ」が戻ることはなかった。

 閉鎖となる地平2番線への階段。かつては北行・南行ともにこの階段を上がった上に列車の姿があった。

 地平2番線に入線中の209系0番台。このホームと共にいずれは「過去帳入り」する。

 地平2番線に入線中の209系0番台。このホームと共にいずれは「過去帳入り」する。

 陽炎の影響でかなり見苦しくなってしまったが、209系500番台の走行する北行地平線と209系0番台の走行する
南行高架線の線路の位置関係がよくお分かりいただけると思う。

周辺の駅

工事期間中、北浦和〜大宮間は上下線の方向に関係なく、ピストン輸送による運転となることから、
北浦和・与野・さいたま新都心の各駅にはこのような停止目標が設置されている。

Part1まとめ・・

 以上、駆け足ではあったが浦和駅高架化工事(前日)の様子をまとめた。
Part2は現在記述中なのでもうしばらくお待ちいただきたい。

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